タミヤ 田宮模型 1/48傑作機シリーズ36
     川西 N1K1

     強風11型

     佐世保海軍航空隊135号機

  乗員:1名
  最大速度:485キロメートル
  エンジン:三菱「火星」13号1,460馬力
  武装:20ミリ機銃×2、7.7ミリ機銃×2
        30s爆弾×2
                           
強風01 強風02 強風03 強風04 強風05 強風06 強風07 強風08
強風09    この模型はお店で半額で購入した物で、日本軍機の組立・塗装の練習の
  つもりで作成しましたが、日本軍機と言う事で手を抜くことなく作る事も心が
  けました。
   課題としては、リベット打ち塗装の剥げに重きを置いて作製しています。
   リベット打ちは、塗装前に針で目印を付けて、0.3ミリのピンバイスで浅く
  穴を開けてリベットを強調し、かなり手間をかけたつもりでしたが、手間の
  割に効果の程がいま一つでした。
  また、実機のリベットは、板の継ぎ目で二列になっていたり、次回作製で
  何とか工夫しなければならない所がかなりあります。
   さらに、日本機の塗装は剥げがある所に、その特徴があると考え、練習の
  つもりで剥げを強調してみましたが、今回は剥がしすぎと思います。
  やはり塗装後、銀で剥げを書き込んだ位がちょうどいいと感じました。
  
  製作期間:平成26年2月8日〜3月21日
---------------------------------------------- 作成過程 ----------------------------------------------
箱 部品1部品2
部品3部品4
 【2014年2月8日】
  この模型は、日本軍機作成の練習の為に、売れ残りを半額で
  購入し物で、デカールは、古くて粉を吹いていました。
  
  
  
  
  
強風11型 主翼内部  【2014年2月9日】
  翼内機関砲は、真鍮パイプに交換する為に、モールドされた
  物は削り落とし、後でパイプを取り付ける台を取り付けまし
  た。
  
  
  
  
エンジン 内部1内部2
組立1組立2
 【2014年2月10日】
  模型の火星エンジンは、前半分しか再現されていませんが、
  借り組すると、作成したエンジンは殆ど見えなくなります。
  見えなくなると分かっていても、出来る範囲で細かく作る
  事にして、塗り分けるだけではなく、点火プラグ用の配線も
  付ける事にしました。
  コックピット内部は塗装を行い、墨入れして機体の左右を
  貼り付けました。
台 カウリング調整  【2014年2月11日】
  これから、機体が出来ていく事を考えると、機体が置ける
  様に、早い段階で台を完成さる事にしました。
  下面のカウリング後部に段差があるので、0.14oのプラ版を
  貼り段差を無くして、補正しました。
  
  
  
機体 座席補正  【2014年2月12〜13日】
  リベット打ちをする為に、主要な部品を組み立てました。
  次に、コックピットを組み立てる事になるので、コックピット
  の部品を切り離した所、座席がかなり肉厚だったので削って
  薄くして、穴をあけて、引きがひどい所はプラ材で埋め
  ました。
  
  
風防 コックピット部品1コックピット部品2
コックピット部品3スペース
 【2014年2月14日】
  コックピット内部の塗装を行う前に、風防のマスキングを
  行います。コックピット内部を塗装する時に風防も塗装
  する事で、風防の枠の内側がコックピットの色になります。
  コックピットは銀でし塗りして、剥げているかもしれない
  所を液体マスキング剤を塗ります。
  液体マスキング剤は、乾くと剥がれますが、剥がれ易すぎて
  マスキング剤を塗った所は触れなくなってしまいます。
コックピット周辺 カウリング  【2014年2月15〜18日】
  少しずつリベット打ちをしていますが、この時点でまだ胴体
  への打ち込みを続けています。
  針で打つだけでは、仕上げのヤスリがけをすると、リベットが
  消えてしまう感じしたので、針でリベット打った後、0.3oの
  ピンバイスで浅く穴を開けましたが、結構な手間がかかりま
  したが、途中で止める訳にも行かず大変な思いをしました。
  
機体 主フロートスペース
スペースエンジン前
 【2014年2月19〜21日】
  ここまで来て、やっとリベット打ちがほとんど終わり、やっと
  次の作業に移れそうになって来ましが、機体を組み上げる
  とつなぎ目の修正で消えるリベットをまた打ち直さなければ
  なりません。
  
  
  
コックピット コックピット  【2014年2月22〜24日】
  塗装の終っている部品を組み立てコックピットを完成させ、
  シートベルトは、プラペーパを使って、それらしく自作しまし
  た。計器版の細かい色は、強風の参考資料がなかったので、
  想像で塗る事にしました。
  操縦席を作る前に、照準器を無くしてしまいタミヤ模型に発注
  する事になってしまい、せっかく半額で買った意味が無くなっ
  ていまいました。
アンテナ支柱 コックピット取り付け  【2014年3月3日】
  アンテナの支柱は強度を出す為、アルミの板から削り出して
  取り付けました。
  機体下部から、操縦席を取り付けています。
  
  
  
  
強風11型 マスキング  【2014年3月6日】
  機体を組み立て、次に塗装をする為に、カウリング・コックピ
  ット内部に塗料が入り込まない様にマスキングを行いました。
  
  
  
  
  
上面下塗り 下面下塗り  【2014年3月7日】
  塗装の剥げを表現する為、まず銀色を塗装します。
  塗装した箇所は、剥げていると思われる場所だけに塗装して
  います。
  銀色には黒を少し混ぜ、薄める液とし流し込み接着剤を使い
  銀色の剥がれ防止としました。
  コックピットに下塗りを行った際、マスキングテープで簡単に
  銀色が剥がれた為です。
強風11型 剥げマスキング  【2014年3月8〜11日】
  塗装の剥がれている箇所にテープを貼りマスキングします。
  今回は、剥がれを強調する為、かなり広くマスキングして
  います。
  液体マスキング剤を使う事を予定していましたが、マスキング
  剤は、乾くと少し触っただけで剥がれてしますので、テープを
  使う事にしました。
  
日の丸下処理 日の丸下処理  【2014年3月12日】
  日の丸と赤色塗装の前処理として、白色を塗装します。
  塗装の白は、胴体の縁アリ日の丸と主フロートの白色マーク
  に、そのまま使います。
  
  
  
  
赤色 赤マスキング  【2014年3月13日】
  赤色を塗装して、赤と白を残したい所をマスキングします。
  
  
  
  
  
  
下面塗装1 下面塗装2  【2014年3月14日】
  ほぼ指定の色で下面色を塗り、次に少し暗くした色でフロート
  の凹んでいる所を塗り、もう少し暗い色で板の繋ぎ目を塗って
  モールドを強調しました。
  
  
  
  
マスキング エンジン前スペース
スペース主フロート
 【2014年3月15日】
  上面色を塗る前に下面をマスキングします。
  もう少し剥げを追加したい箇所を、マスキング剤でマスキング
  して、板の継ぎ目のモールドを強調する為に、黒を塗りまし
  た。
  
  
  
下塗りスペース
スペース下塗り部品
上面色1回目
スペース上面色2回目
 【2014年3月16日】
  上面色を塗る所までたどり着きました。
  まず、少し暗めの濃緑色でぬりました。その為、先に塗った
  モールドを強調する黒色は分からなくなってしまいました。
  次に、少し明るい濃緑色でモールドを避けて吹き付けを行い
  ました。さらに明るい濃緑色で明るくしたい箇所をぬります。
  
  
機体番号 敵味方識別帯  【2014年3月17日】
  機体番号は、ディカールをコピーしてマスキングテープに貼り
  付けて切り出しています。
  敵味方識別帯は、ほとんど直線なのでテーピングで対応し
  て、周辺はかなり広くマスキングしています。
  
  
  
強風11型 敵味方識別帯  【2014年3月18日】
  マスキングをした、機体番号と敵味方識別帯を敵味方識別帯
  の黄色い色を吹き付けています。
  
  
  
  
  
強風11型 塗装完了  【2014年3月19日】
  マスキングを剥がして、状態を確認します。
  下面色と上面色の境目を修正しました。
  クリアを吹いて塗装を保護する為、風防の目地だけを手塗り
  でクリアを塗り、もう一度マスキングします。
  塗りでは対応できない、細かい文字などのデカールを貼り
  ます。
  
コーティング1 20ミリ機関砲  【2014年3月20日】
  最初のコーティングをスーパクリアで行いましたが、ザラツキ
  が残ったのでサンドペーパをかけました。
  真鍮パイプで、20ミリ機関砲を再現します。
  
  
  
  
コーティング2 完成  【2014年3月21日】 完成
  ピトー管は、真鍮線を芯に自作した物を取り付けています。
  サンドペーパをかけて、表面をツルツルにして、墨入れを行い
  ました。最期に20ミリ機関砲とプロペラを付け、アンテナ線を
  張って完成です。
  
  
  
HP作成:2014年4月3日
不沈の模型艦隊                                                                                                                  Copyright© 2014 T.Yamaguchi All rights reserved.