【1】平成26(2014)年11月03日 改良前
 改良中の重心の位置を確認する為に、改良前の重心の位置をメンデングテープでマーキング。








【2】平成26(2014)年11月03日 改良開始
 戦艦武蔵のスクリュー回転用のギヤを作成する為に、信濃の動力ギヤを取り外して計測。
 重心移動用の重りを移動する機材の取り外し。(確か、鉛の重りで単三乾電池2本分の重さがあったはず。)






【3】平成26(2014)年11月08日 低重心化
 後部エレベータ口の排水区画にあったマスト倒起用動力を、重心移動装置のあった動力ギヤとスクリュー軸のジョイントの上部に移動。
 これによってマスト倒起用動力分、重心を下げマスト倒起用動力が濡れる危険性を回避。






【4】平成26(2014)年11月11日 低重心化
 重心移動装置を艦中央部に移動し、艦を軽くした時の前後のバランスを改善。
 重心移動用のバラストには、LED点灯・エレベータ・マスト倒起用・重心移動を動かす為の単四4本を使用。






【5】平成26(2014)年11月22日 制御装置の交換
 プロポを2chから4chに交換、マスト倒起・エレベータ・重心移動装置の制御用のスイッチをサーボでON/OFF出来るように配置。









【6】平成26(2014)年12月05日 エレベータの軽量化
 エレベータの軽量化として、前後に分かれていた動力を一つにまとめて、 後部にあった動力を中央に移動する事で重心の改善も図れるはずです。
 この時点で、飛行甲板を新しく作り直すことを決断して、 材料も新しく購入しました。








【7】平成26(2014)年12月24日 飛行甲板の軽量化
 飛行甲板の、基礎を作成しています。今までの甲板より骨組みを減らして細くしました。
 この後、甲板となる板を張って、さらに梁を足していきます。
 甲板には排水の為、左右に本のわずか傾斜をつける事にしました。








【8】平成27(2015)年01月15日 エレベータの軽量化
 エレベータの動力を甲板中央部に取り付けて、とりあえずエレベータが上がるようにしました。
 
 








【9】平成27(2015)年01月27日 飛行甲板の軽量化
 0.4ミリ(透明)・0.3ミリ(白)のプラ版で飛行甲板を張って、甲板の軽量化を図っています。
 飛行甲板は、左右・中央と3分割して、左右の甲板は排水の為、わずかに外側に傾いています。








【10】平成27(2015)年01月27日 飛行甲板
 他の空母の写真を確認すると、排水路らしい物が甲板を囲っていたので再現しました。
 
 








【11】平成27(2015)年02月13日 飛行甲板
 206グラム、元の飛行甲板の重さです。
3分の1の重量削減が目標です。
【12】平成27(2015)年03月09日 飛行甲板
 遮風版は、穴を開けていた様なので一枚に9×9個の0.5ミリの開けた板を6枚作って作成しました。
遮風版は、一枚一枚個別に立てられる様にしています。
【13】平成27(2015)年03月20日 エレベータ
 前後のエレベータの上昇はテグスで引き揚げてますが、改良前は重さで降下させていました。
今回は、バネの力を使って引き下げる事にして、軽量化をしました。
 左画像の下は、改良前のエレベータの裏面で、重りとして鉛の板を張っています。 今回は、磁石を埋め込む事でエレベータを固定します。
【14】平成27(2015)年03月25日 飛行甲板
 軽量化対策として、船首と艦尾の噴進砲の台座を1ミリから0.4ミリのプラ版で作りなおしました。
 設置は、塗装後調整しながらとなります。
【15】平成27(2015)年04月08日 滑走制止装置
 支柱を鉄で作って甲板の裏から磁石で固定する様にしました。その為、立てる事も出来ます。 ネットは、手摺を加工してます。
【16】平成27(2015)年04月12日 制動索
 ワイヤーを張れる様にしました。
【17】平成27(2015)年04月14日 格納庫内甲板
 甲板に筋彫りを施しました。飛行機固定用の円形の眼環は塗装で表現する予定です。

【18】平成27(2015)年04月30日 格納庫内ディテール(右舷)
 1/700では単なる箱でしたが、兵員室・倉庫があったと仮定し、 窓を開けて、扉を取り付けました。
タラップは、プラ版で自作しています。
【19】平成27(2015)年05月15日 塗装
 組み立てに当たり、前もって塗装を施さなければならない箇所を先に塗装します。
番号を符ってあるメンデングテープは、LED取り付け予定の場所です。


【20】平成27(2015)年06月11日 銃座ディテール
 戦艦色を塗る箇所を出来るだけ作りこんで、塗装と考えたところ、 銃座の盾の補強材など作り込む箇所が多数あり、大変時間がかかりました。
 各銃座の盾の裏側に三角の補強材を追加し、 タラップは、プラ版で作り直しました。
 艦尾は、実際の写真から間隔が狭かった、兵員室を追加し見た目の間隔を狭めました。

【21】平成27(2015)年06月23日 12.7センチ砲座ディテール
 12.7センチ対空砲の発射制限柵追加しました。 実際は、飛行甲板に接合されている部分もありますが、 甲板がとれる為、飛行甲板には接合していません。
 資料が、少ないので想像で、それらしくプラ版から削りだしました。

【22】平成27(2015)年07月15日 艦橋
 信濃の写真自体が不鮮明な物が一枚あるだけで、細かい部分は分かりません。
 そこで、細かく作り込んで行く際、大鵬の全体写真と隼鷹の艦橋の写真を参考に作製する事にしました。
 
【23】平成27(2015)年08月04日 下塗り
 飛行甲板の下面、格納庫天井にLEDを付ける前に塗装。

【24】平成27(2015)年08月17日 LED
 LEDは格納甲板を中心に、照らすように配置しています。
 艦橋内部も、二個のLEDを追加しました。
 LEDを設置した事で、普通の塗では光が漏れてしまうので、 より厚く光が洩れないようにしなければなりませんでした。
【25】平成27(2015)年09月10日 船体の迷彩
 【20・21・22】で改良し、追加した部分や塗装が剥げた箇所を塗装し直しました。
 1/700信濃を作った際に使った色を再利用したので、塗り直す事になりました。
 





【26】平成27(2015)年09月25日 飛行甲板
 写真で見る実艦の飛行甲板は、コンクリート張りの為か、かなり白く見えます。
 飛行甲板は、迷彩なしでコンクリートの打ちっぱなしとし、甲板上の白線は、 他の空母(大鵬)の線を参考に引く事にします。






 コンクリートは、何ブロックにも分けて引き詰めたと考え、ブロック毎に色調を変えています。
 大鵬に見られる様に、甲板を区切る太線を入れる事にしました。





 飛行甲板下のLEDの光が漏れない様に下塗りは、黒です。





 コンクリート張りの下塗りを行います。





 さらに一面毎の色を塗り替えてコンクリートのディテールを強調します。





 一部大鵬の飛行甲板を参考に誘導線を引きます。
【27】平成27(2015)年09月27日 艦底色
 改修時に剥げた艦底の色を補修しました。
 
 
【28】平成27(2015)年09月30日 艦橋補正
 作製済のマストを追加しました。

【29】平成27(2015)年10月15日 対空機銃&飛行甲板
 25ミリ対空機銃の弾薬箱を追加し、新たに機銃を22機新しい物にしました。
 対空砲の基部は、木製とし塗装しています。


 マストに旭日旗を掲げ、飛行甲板の鉄板部分を細く塗装し直しました。
【31】平成27(2015)年10月27日 飛行甲板の軽量化
 206グラムから118グラムに、88グラムの軽量に成功しました。
 その他に、33グラムのバラストを取り除いたので121グラムは軽く出来たはずです。
【32】平成28(2016)年02月23日 総重量
 改良後の総重量1,545グラム。
 実艦の排水量は68,060トンなので、1/350の模型での重さは計算上
       68,060÷(350×350×350)≒0.0015874トン⇒1,587グラム
 となるので、大体いい重さに収まったと思います。



【33】平成28(2016)年02月29日 備品&空中線追加
 MMC21回展示会前に、細かな備品と空中線を追加しました。
 艦尾信号燈と艦橋の追加品は「隼鷹」の写真を参考にしています。


 無線のアンテナの空中線は、触っても切れない様にストッキングほどいた糸を使って張ってあります。










 格納庫内の甲板も一部追加しました。
【34】平成28(2016)年04月27日 側舷アンテナ起倒用外部電源追加
 内部の電池を外した際に、アンテナを起倒する電源を取り込むソケットを追加しました。
 これが無いと、ラジコンの制御が利かない時に、飛行甲板を外す際に側舷の起倒アンテナを損傷する可能性がります。