■模型データ
               ・キット:日本模型株式会社製プラモデル
                (ニチモは、2013年9月にプラモデル販売の中止をしています。)
          ・スケール:1/500
       ・エッチングパーツ:GOLD MEDAL MODELS 1/500日本海軍航空母艦用
    ・作製年代:昭和16年12月8日(真珠湾攻撃時)
・作製期間:平成29年4月7日〜11月20日

作製記録→
■実艦データ
・基準排水量:25,675トン
・公試排水量:29,800トン
・全      長:257.5メートル
・水  線  長:250.0メートル
・垂  間  長:238.0メートル
・水  線  幅:26.0メートル
・喫水線(平均):8.87メートル
・飛行甲板高  :14.15メートル
・満載排水量:32,105トン
・満載時喫水線:9.32メートル
・飛行甲板長:242.2メートル
・飛行甲板幅(前端):18メートル
・飛行甲板幅(中央):29メートル
・飛行甲板幅(後端):26メートル
・格  納  庫:2段
・エレベーター:3基
・軸 馬 力:160,000馬力
・速    力:34ノット

・高角砲:12.7センチ40口径連装砲8基
・機  銃:25ミリ3連12基
・搭載機数:84機
   ・零戦艦戦  :常用18機/補用2機
   ・九九式艦爆:常用27機/補用5機
   ・九七式艦攻:常用27機/補用5機

■船体
甲板の継ぎ目は、スジボリで表現し、軍艦色・艦底色は基本色で塗っていますが、 軍艦色部分は、明るいグレイで、艦底は黒で汚しを入れています。
■船台
船台は、キット附属の物を使用していますが、黒を塗り重ねています。
名盤は、0.5ミリのプラ版を漢字の翔鶴にくり抜いて立体的にしています。
■飛行甲板
今回、木製飛行甲板は、暗い色を基に、明るい色を塗り重ねています。
白線にいては、写真当の資料を元に引いています。
■飛行甲板
右舷後部の飛行甲板上にクレーの格納庫を追加し、探照灯格納用の四角いハッチも追加しています。
飛行甲板に滑走防止柵も追加しています。
■艦首
菊の紋章を付ける部分は、新たに作成し、錨取付の鎖もモールドから、鎖にしています。
翔鶴の「シ」は、甲板に締まりを出す為、若干細く小さめにしています。
飛行甲板の甲板部分は、スジボリを施し、艦首から艦尾にかけて、人が落下しそうな箇所は網を張っています。
■艦橋正面
艦橋の防弾用のロープは針金で作成して、取り付けています。
■艦橋左面
艦橋に掛っている黒板を再現してます。
艦橋後部の手摺部分は、キャンパスが張られていたと仮定して白い紙を貼り付けています。
■艦橋右面
カッター・探照灯には、カバーが掛っていたと仮定しています。
艦橋側面から突き出している空中線が張られているアンテナ支柱は、 瑞鶴の写真を参考に真鍮線と伸ばしランナーで作製しています。
■艦橋上面
艦橋上部の甲板は、木製の簀子であったと仮定して、 茶色く塗装しました。
双眼鏡は、伸ばしランナーで作製しています。
■メインマスト
メインマストは、真鍮線と伸ばしランナーを組み合わせて作り直し、 資料等を参考に後方に傾けて立てています。
旗については、日章旗・戦闘旗・Z旗を掲げていますが、 Z旗については、Z旗らしい旗を掲げている写真があったので掲げる事にしました。
旗を掲げているロープはセールカラー、その他の空中線はアンテナ線と考えて黒としました。
■12.7センチ対空砲(シールドなし)
模型の対空砲は、あまりにもモールドが省略されていたので、過去に作製した物を参考に作り直しています。
砲口は、真鍮パイプを使って開口しています。
発射制限柵は、真鍮線の断面が四角くなる様に加工して伸ばしランナーと組み合わせて追加しています。
■12.7センチ対空砲(シールドあり)
体躯砲のシールドについても、資料を参考に作り直しています。
砲口もシールドなし同様に、真鍮パイプにで開口してます。
■25ミリ対空機銃
バリを丁寧に取って、機銃の両側を木製の座席に置き換えています。
銃座一つに、2〜4の弾薬箱を設置しました。
■煙突
プラスチックの厚みを薄くして、煙突内部の整流版を追加しています。
煙突上部のジャッジステイ部分は、エッチングパーツを加工して追加しています。
煙突口部分にもジャッジステイを追加し、排気用のパイプも追加しました。
■艦尾
航海灯などを追加し、中央の錨は船体に穴を開け写真に合わせて取り付けいます。
小さい錨は、戦艦大和を参考に取り付けました。
キットでは見張り所を取り付ける様になっていましたが、写真では確認出来なかったので付けていません。
■スクリュー
駆動軸は真鍮線に交換して、先端を尖らす為に、キャップを追加しています。
舵には、補強版を追加しています。
■記事
飛行甲板は、キットが古い為かカタパルト試験用の溝があったり、モールドの足りない部分があり修正が必要でした。
更に、不足している部品もあり調べて追加するのに時間が掛かっています。
対空砲・機銃に関してはモールド不足の為、キットの部品を元に作り込みを行っています。
エッチングパーツに関しては、手摺・タラップと起倒式マストを主に使って、転落防止ネットもエッチングパーツを加工して使用しています。
飛行甲板に若干の違いがありますが、古い模型であるのにも関わらず、全体のディカールは実艦の写真と比べても、 見劣りせずディスプレー用として十分満足出来る模型と言えます。






                                               
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編集:平成29年12月27日