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前回までの改造で、ほぼ手を加える所が無くなった感がありましたが、
最新の資料や他の作成例を見ると、まだ、満足の行かない点が幾つか出て来ました。
これからは、その点について出来る限り手を加えて行きます。

<<舷側窓変更>> <<艦底色>> <<対空砲座>> <<航空甲板>> <<第二艦橋>> <<クレーン>> <<高角砲>>
<<10m測距儀>> <<副砲>> <<主砲>>
<> <> <> <>
<> <> <>
<<主砲・測距儀旋回>> <<プロ交換>> <<日章旗>>

---------------------------< ディテールアップ >---------------------------
戦艦模型の作成技術が年々向上している中、この大和も何とか今以上にディテールアップ出来ないかと思っている時、
大和の沈没調査などから、今の模型と実艦との違いが明確に分かって来たので、
この際、修正出来る所は、出来るだけ作り直す事にしました。
<<舷側窓変更>> 2010/09/11
最新の資料では、側舷の大きな窓は丸ではなく、正方形だった様なので、
模型の方も丸から四角に形状を変更しました。


<<艦底色>> 2010/09/14
他の作成例を見ると、
サーフェイサの凹凸などで鋼板を表現していますが、
あまり船体に凹凸が出来るのも、おかしいと考え、
色の変化で鋼板を表現する事にしました。


<<対空砲座>> 2010/09/15
最新の資料では、対空砲座の形状も丸ではなく、
八角形だった様なので、こちも直す事にしました。
しかし、甲板に傷を付けると修正がきかないので、
大変、気を遣う作業となりました。
(大和ミュージアムの1/10大和も、丸から八角形に変更されてました。)


<<航空甲板>> 2010/09/22
航空甲板上のリノニューム張りの通路には、
真鍮のリノニューム押さえがあった様なので、
金を細く塗装する事で表現しました。
また、航空甲板の中央部は鋼板が張ってあった様なので、
それについても表現する事にしました。


<<第二艦橋>> 2010/09/29
第二艦橋背面に補強版の様な板が、
あった様なので、追加しました。
艦中央部の対空砲座には、
すべり止めを追加しました。


<<クレーン>> 2010/10/09
後部のクレーンは、新しいエッジングパーツで作り直しました。
どうも沖縄特攻時には、クレーン上の空中線用の支柱は、
撤去されていたようですが、模型としてはあった方が見栄えいいので
取り付けています。


<<高角砲>> 2010/10/09
防風付12.7ミリ高角砲についてもエッジングパーツを付け加えました。


<<10m測距儀>> 2010/10/13
測距儀が回転しても射撃指揮所は、動かない様に、
第二艦橋上の10m測距儀と後部射撃指揮所を
新しく作り直しました。


<<副砲>> 2010/10/14
副砲の支柱もエッジングパーツに置き換えて、
ディテールアップしました。


<<主砲>> 2010/10/19
主砲にエッジングパーツを加えてディテールアップします。
背面は、本の資料を見本を元に作り変えました。
主砲塔は、戦艦の他の部分に比べると作り込む箇所が少なく、
ディテールアップがあまり出来ません。
背面のハッチは、作り込む事が出来る少ない箇所だと思います。


---------------------------< 第一艦橋 >---------------------------
他の作成例を見てみると、今の艦橋は何とも見劣りがするので、
新しいエッジングパーツを使って、作り直す事にしました。
さらに、艦橋内に小型のモータとギヤを組み込んで、
測距儀が旋回する様にします。
主砲についても、発砲した時の雰囲気を出す為に、砲塔内にLEDを組み込んで、
砲口が発光する様にしました。
<> 2010/11/11
15m測距儀を旋回させる為に、
秋葉で見つけた小型のモータと30円のゼンマイ玩具のギヤを、
艦橋内部に仕組む事にしました。
(モータは多分パソコンのCD駆動用の部品と思われます。)
この状態では、まだ減速率が低かったので、後でもう一段ギヤを、
追加する事になります。


<> 2010/11/30
艦橋を仮組しています。
艦橋の部品は、以前戦艦武蔵を買って、
後で信濃に改造した模型の余った部品です。
モータ部分は、メンテナスの為後で
取り外す事も出来ます。


<> 2010/12/23
艦橋内部を詳細に作り込みます。
内部の構造は、大和の本を元にしました。
拡張した後部のデッキと艦橋上部は、
塗装しマスキングしました。


<> 2011/01/08
新しい艦橋を組み立て塗装しました。
まだ、部品は取り付けていない状態です。


<> 2011/01/18
艦橋頂頭部の防空指揮所についても、大和関連の本を元に作成、
15m測距儀は、エッジングパーツを使って新しく作り直しました。
不足している細かな部品についても、作れる物は自作しました。


<> 2011/01/25
第一艦橋が、新しく完成しました。
艦橋だけで、別に模型を作るぐらい手間をかけました。
いざ、15m測距儀を回転させると速度が速すぎるので、
内部に仕込んである、ギヤをもう一段増やす必要があります。


<> 2011/01/27
縦方向に、まだ余裕があったので、
もう一段ギヤを増やして、
旋回速度を遅くさせました。

もともと、艦橋はネジで取り付けてあったので、
取り外し可能です。


砲旋回 <<主砲・測距儀旋回>> 2011/09/14
各主砲の砲口を高輝度LEDで光る様にしました。

主砲旋回・副砲旋回。
前部艦橋頂部15メートル測距儀旋回。
主砲左右90°旋回時、砲内LED点滅又は、点灯が可能です。


---------------------------< 修理・改装 >---------------------------
<<プロポ交換>> 2012/01/27
使用しているプロポがかなり古く前回の走行で、 誤動作を繰り返す様になったので新しいプロポに交換しました。


<<日章旗>> 2013/11/27
日章旗と中将旗を掲げるロープの位置を修正して、 旗の上がっている角度を修正しました。



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