大和製作記録
大和前景
 昭和20年4月「天一号作戦」沖縄出撃(第二艦隊・第一遊撃部隊)当時を再現しています。
 ラジコンにより前進・後進・左右旋回及び、艦橋15メートル測距儀と主砲・副砲が旋回します。
 内部メンテナンスの為、手摺・空線は取り付けていません。
 その他は出来るだけ詳細に作製しています。                                          
大和後景
 完成後、動作部の調整や詳細部の作りこみので、何回も改造を行っています。
 防水については、完璧を期していますので沈む事はまずないと考えています。
 完璧な防水で水上走行では、かなりの波にも耐える事が出来、湖での走行が行えます。
 動画で今までの走行記録を下記で見る事が出来ます。
大和全景1
大和全景2
大和全景3
 主砲は左舷・右舷の旋回時にLEDが点滅します。航舷灯も点灯させています。
 防水に関する作り込みに時間が掛かり、作製開始から完成まで4年を要し、平成18年6月に完成しました。
 船台は、プラバンを組み合わせて作り、塗装はツヤあり黒で文字は金色を使っています。
大和艦首1
大和艦首2大和艦首3
 旗竿を真鍮で作製し、鎖を付け直しました。
主砲1主砲2
主砲3主砲4
 細部については、資料を基に作製しました。
 主砲のLEDは左右旋回時に点滅または点灯します。
 砲身はドリルで先から根元まで穴を開けてあります。
 LEDのメカニズムは、主砲内部にそれぞれ独立して組み込んであります。
副砲1副砲2
副砲3副砲4
 副砲も主砲に、連動して旋回します。
 主砲と同様に資料を基に改造をしています。砲身も開口してあります。
艦橋1艦橋2
艦橋3艦橋4
 艦橋は後で資料に基づき全て作り直しました。
 内部には小型のモータとギヤを仕込んで15メートル測距儀のみ旋回する様にしました。
 第一艦橋内部も再現しています。
艦中央
 12.7cm高角砲は真鍮パイプで開口し、高角砲射界制限枠は真鍮線で追加しました。
 マストは強度不足を補う為、芯となるマストを真鍮棒から削り出して補強してあります。
副艦橋1副艦橋2
副艦橋3副艦橋4
 副艦橋も後で作り直し、手動ですが10メートル測距儀のみ旋回する様にしました。
艦尾1艦尾2
艦尾3艦尾4
 銃座を追加して、折れやすい旗竿は真鍮線で作り直し、射出機はエッジグパーツに置き換えました。
 また、クレーンは基部からプラバンとエジングパーツで作り直しました。
 舵は、主舵・副舵共に可動します。
甲板1甲板2
甲板3甲板4
 甲板色は、かなり黒かったと資料にあったので、リノリウム色に近い色で塗装しました。
 甲板のブルワークは丸形から8角形に変更しました。
 飛行甲板のリノリウム押さえは金色で後から塗ったものです。
船体1船体2
船体3船体4
 作製当初は、単色を幅広のマスキングテープで段階的に塗り重ねる事で舷側鋼板を表現していましたが、
 後で色の濃淡で細かく塗り分ける様に変更しました。
搭載機1搭載機2
搭載機3搭載機4
 搭載機は、零式水上偵察機・零式水上観察機を各二機用意しました。
 機体は、飛行甲板に磁石で固定しているので、配置は自由に変えられます。
 また、磁石で固定しているので、船体の移動の際にも落ちる事無く安定して運ぶ事が出来ます。