TAMIYA:1/350
大和型45口径46センチ三連砲塔

■作製にあたって
以前から、切断模型を作って見たいと思っていましたが、 空母信濃作製の際、主砲塔が余ったので、 色々と資料のあった砲塔内部を1/350で再現して見ました。
■94式46センチ3連装砲塔性能
搭載砲:46センチ/45口径砲3門   砲身重量:160トン   砲塔重量:2760トン   前盾:VH鋼板650ミリ   天蓋:VH鋼板270ミリ   側壁:VH鋼板250ミリ   後壁:NVNC鋼板190ミリ
発射初速:780メートル毎秒   仰角:プラス45度からマイナス5度   最大射程:41,400メートル
搭載砲弾:一門当り100発   砲塔定数300発   砲令:200発
九一式徹甲弾(砲弾重量:1460キロ 炸薬:360キロ  全長:1.95メートル 装薬:330キロ)   三式弾(重量:1360キロ 全長:1.60メートル)
甲板の断面は赤とし、各断面の厚さは資料による厚さで調整しています。
砲塔内部の色は、白としています。
各砲室は、隔壁で別れていたようです。
右と真ん中の砲は、上下し仰角を取ることが出来ます。
砲塔内部の46センチ砲は、資料・作例を元に作製しています。(ただし、寸法については正確ではありません。)
右の砲は、砲塔から取り外し可能で、発砲後の駐退も可能です。(塗装が剥げるので、動かす事はほとんどしません。)
砲塔後部は、砲室とは隔壁で区切られていて、15メートル測距儀が設置されています。
15メートル測距儀は、左右に15度の範囲で旋回出来た様です。
作製に当たってはスッキリとした物になっていますが、実際はかなりの機器があったと思われます。
砲塔下部には、発砲時に発生するガス抜きの小さな穴が開いていたようです。
砲塔の飾り台は、1.7ミリの透明プラ版で作成しています。
文字は、白いプラ版切り出し貼り付けて、黒色塗装後、白で文字だけを塗っています。
■作製後に
1/350で内部構造を何処まで再現できるかと思いましたが、 再現に当たっては設計図等の具体的な資料が無いと、どうしても妥協して作ってしまい限界を感じました。 (雑誌の資料・作例では限界があります。)
作 製:令和3(2021)年10月
Web編集:令和3年10月26日







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